ボランティア元年と呼ばれている1995年に発災した「阪神淡路大震災」以来、大きな災害が発生した際、多くのボランティアが被災地支援に重要な役割を果たしています。
2011年3月に発生した東日本大震災では、浦安市は甚大な液状化被害を受けました。
その際、浦安市災害ボランティアセンターには延べ8,629人のボランティアの方々が来所し、泥かきなどのボランティア活動を行いました。
これら、多くのボランティアの方々を多種多様なボランティアニーズに活動していただいくためには運営を効果的かつ効率的に対処しなければなりません。
2013年10月1日に平常時より災害に備えた仕組みとして常設型の災害ボランティアセンターを開設しました。
平常時には災害ボランティアや災害ボランティアコーディネーター（災害ボランティアセンター運営スタッフ）の育成、SNSによる情報発信などを行っていきます。
○浦安市災害ボランティアセンター運営本部（災害時設置）
震度５強の地震が発生した場合職員が自動的に参集し、「浦安市災害ボランティアセンター運営本部」を設置し、運営を市民組織である浦安市災害ボランティアネットワークと協働しながら関係機関と連携し運営にあたります。
○浦安市災害ボランティアネットワーク
2008年５月に設立し、震災時におけるボランティア活動の重要性を認識し、市民相互の助け合いの精神に基づき、人々のボランティア活動が円滑に行われるよう、｢浦安市災害ボランティアセンター｣の運営に協力することを目的とした市民組織です。
災害ボランティアコーディネーターとしての役割を担います。
○災害時における災害ボランティアセンターの役割
多くのボランティアの皆さんが市民のニーズに合わせて、円滑に・効率的に活動できるようコーディネートし、１日も早い被災地復興に寄与する役割を担っています。
・市災害対策本部との連絡調整
・被災者のボランティアニーズの把握
・ボランティアの募集、受付
・ボランティア活動保険加入手続き
・ボランティア活動の依頼調整（依頼者状況確認、マッチング、送迎･資材確保管理、報告受付）
・障がい児（者）、高齢者等、要支援者のニーズ把握
・関係機関への情報提供、支援要請 など
詳細は、「浦安市災害ボランティアセンター」特設サイトをご参照ください。
●お問い合わせ
浦安市災害ボランティアセンター
TEL 047-355-5520 FAX 050-3153-2421（IP電話の場合は047-355-5277へ）
